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Chapter63.「後の祭り。人生は選択の繰り返し。」学習塾・札幌市清田区・英検・夢

学習塾

君たちが英語を習っている先生は、時に上から目線で、宿題ばかり出してきて、嫌なやつだななんて思うかもしれない。

それでもいい、先生はそんなものなんだ、きっとそんなものだ。

世の中には物分かりのいい大人もいるかもしれない、甘い言葉で言い寄って人を騙す人間もいるかもしれない。

先生は真っ直ぐにしか君たちと向き合うことが出来ない。

君たちが大人になって自分でお金を稼ぐようになったらいつか思う。

自分たち大人はそんなものだって、子供が思っているほどカッコよくない、寂しさも切なさも経験して少しだけ人に対して熱く優しく、本気になれるようになったんだって。

どうでもいい話だけど、

先生が中学生の時、一つだけ後悔していることがある。

時間があれば読んで欲しい。

以下

先生は普通のサラリーマン家庭に生まれて、両親は共働きだった。

普通よりは貧乏だったけど、家族は幸せにあふれていた。

毎日飯は食えていて、親父はたまに帰ってくる、姉は習い事で忙しい、

お袋はパートの傍で僕たち子供の習い事の送り迎えをしてくれて忙しいけどいつも子供の前では笑顔だった。そして、先生が通っていたサッカー少年団のママ友の中でいじめられていたのも知っていた。

大人の世界は身勝手なんだ、子供にイジメはダメだと言うくせに大人は平気でやる

先生は子供ながらに被害者になった母親を見て思った、笑顔で生きようって。

先生の親父は中卒だが恥じた事は無い、親父が高校1年生の時に親父の母親(先生のばあちゃん)が癌で入院、親父は高校中退して、当時1000万以上の借金を高金利で借りて母親(ばあちゃん)の入院費用に全額当てて払い、結婚するまで昼夜働いて返した。残念ながらばあちゃんは手術後すぐに亡くなった。親父がまだ高校1年生の冬だった。

そんな普通以下の家庭の親父が精一杯の言葉で僕に告げた

「お前、アメリカに留学しないか?」

いろんな感情が自分の心の中で動いた、

家族、友達、お金の問題、、

それでも嬉しくて、母親と書店に行きアメリカ留学の本なんか買って毎日夢見た。

いつかアメリカで、、

いろいろ悩んだ末に出した答えは、「ここにいる」だった。

親父は僕の目を真っ直ぐに見て「そうか、」と一言だけ告げて、いつも通りの調子で笑顔で酒を飲んで酔って寝た。

あれから、数十年、今でもたまにふと思うんだ、

あの時、アメリカに留学していたら、、なんて

映画の中のアメリカンドリームだよな、、

答えは誰にもわからない。

行けば何かが違ったなんて後の祭り、今を生きるのが人間。

だから、私の生徒には「あの時、やっとけば良かった、、」なんて思って欲しくない。

今、本気でやればいい。

大人はずるいんだ、あれやれこれやれ言うくせに、自分の話は綺麗事にする。

先生もそうさ、、それでも君たちの将来が一人ひとりにとって最高な将来になることを願っている。

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