Chapter 84.「気楽に行こうぜ、Take it easy.」
生きていれば、誰だっていろんな壁にぶつかる。
時には、もう逃げ出したくなるような気持ちを抱えることもある。
先生にも、そんな時期があった。
東京での19〜22歳の頃。シェアハウスで暮らしながら、ガソリンスタンドでバイトして、俳優の養成所に通ってた。
ある日、講師から突然言われた。「今から一人ずつ、全員の前で歌ってもらうぞ」
50人近く、ほとんど知らない人たちの前で。
正直、無理だった。自分の順番が来る前に、そっと帰った。
でも、その後「全員の前で、サイレントで演技しろ」って課題が出たときは、やってみた。
そして、その日、一番良かったって褒められた。あのときは、本当に嬉しかったな。
人には、向き・不向きがある。
苦手なことから逃げる日があってもいい。
心がつぶれそうなほど我慢しなくていいんだ。
大丈夫。
先生も、他の大人たちも、誰だって一度は何かから逃げたことがある。
だから、気にすんな!
それよりも、好きな子がいるなら
ちゃんと学校で毎日話しかけてやんな👍
「今日もかわいいね」って、なんでもいいんだよ。
まずは、コミュニケーションから。
頑張れよ👍
先生みたいに、独身30代になるな〜。笑
