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Chapter 47. 「プリントやりたい!休憩いらない!新しいことやる!絶対に100点取る!入塾2ヶ月目、小学3年生男子」「英検対策・中学受験・高校受験・清田区学習塾」

中学受験

土曜日の朝はゆっくり、9:20から始まる教室に向けて朝の時間をゆっくりと過ごす。

平日は何かと忙しいため朝5:30くらいに起きるが、土日は7:30くらいに起きる。

「あ〜良く寝た」すっきりしたな〜と思いながら、歯磨きして

朝の一服タイム、コーヒーを飲みながらPCを開いて予定を確認する、

以前は朝一に日経新聞を読むのが日課だったが、最近はお休み。新聞やニュースを読むと日々世界情勢が悪化している気がしてしまう。

AM8:30、さてと、教室向かうか!と思い家を出る。晴れの土曜日は何か良い

教室に到着して、ラジオをつけて毎週お決まりのラジオDJの声を聞きながらコーヒーを飲んで生徒を待つ。

最近は土曜日の朝一授業にお手伝いの学生講師も来てくれるから、負担が軽くなった。

助かるぜ〜と思いながら朝一発目の授業が終わり、11:00から次の授業が始まる。

「元気かい?」と生徒に声をかけると、待ちきれんかったぜ!と言わんばかりで、

「今日の単語テスト100点取る〜!」と、「お〜、それは楽しみだな!ちょい待ってよ〜」とプリントを準備して単語テストスタート。

スタート後、生徒の宿題を確認する.、目の前では全集中で単語テストに挑む生徒。

入塾まもないが、すっかり授業には慣れたようだ。

宿題をチェックすると、多少ミスもあるが、「2ヶ月でこんなに英検の問題解けるようになるか?」とこっちが不安になるくらいに出来がいい。

その後、「終わった!」と笑顔でプリントを頂き、採点。

100点、、。思わず「すげーな!やるじゃん!」と声が出る。

「うん、だって昨日練習したから!」と、「おーまじか、別の日は?」と聞くと、「昨日だけやった!」と笑顔で返してくれる。心の中で思う、記憶力半端ねえな、何か特別な暗記方法を自分の思考回路で習得しているのかもしれないと、

その後、宿題の見直しを行いしっかり確認していく.、なぜ間違ったのかを指差しながら確認して、時間は20分経過。生徒が時計を見て言う「あと1時間くらいしかなくなっちゃた、」「だよな〜休憩するかい?」と聞くと「大丈夫!プリントやりたい!」生徒の笑顔が眩しい。

その後、何点か新しい文法をホワイトボードを使用して教え、すぐにプリントの問題に取りかかる。難しい問題も「う〜ん、ゴニョゴニョ」と何か自分で自分に確認をするように問題を解く生徒。間違っている箇所は私がすぐに再度説明し「そうか!」と必ず声に出しながら問題に取りかかる、もしかしたらゴニョゴニョと何か声に出しながら問題を解く方法が暗記力の良さに繋がっているのかもしれないな〜なんて思う。

そして、3点ほど新しい箇所を習い、時間は残り30分。

「あ〜もう30分しかない」と不満そうな生徒。「大丈夫!まだまだこっから」と伝えると「本当!プリントやりたい!」と目をキラキラさせて私を見る。休憩なしでぶっ通しで授業を行っていたのでカントリーマームをそっと渡して食べさせる。ココアとバニラどっちが好き?「ココア!」「はいよ〜」とココア味を渡して、水も渡して一旦休憩。

休憩中は学校の話などを聞いて好きな教科なども聞く。「学校の教科何が好き?」と聞くと「英語、算数、理科と社会と体育!」「ほとんど全部だな!」とツッコミを入れて授業再開。その後も真剣に授業に取り組み終了。85分が一瞬で終わった気がする。

最後に「今日の単語テスト100点だったから100円!」と教室専用のお菓子引換券を渡す。「あのね〜、これで300円くらい貯まった〜!」とニコニコ笑顔で貯金を楽しんでいる模様。

そんな順風満帆な生徒もお父さんが単身赴任で会うのは月1くらいらしい、寂しい気持ちもあるだろうと思いながら、それでも全てポジティブに取り組む姿勢に感銘を受ける。

私の父も単身赴任時代、埼玉、横浜、関西と様々な場所にいて帰って来るのは年に1、2度だった.しかも帰ってきても休みのせいか昼から酒飲んでばかり。あの頃、おふくろはよく頑張ったもんだな〜と思う。不良少年だった私を育てて毎日学校に呼び出しくらって、それでもパートに行き、姉の習い事の送迎や私の送迎など、毎日泊まりにくる不良仲間の飯も作り面倒見ていたのを思うと頭が上がらない。

きっと、全国の子育てお母様方がみんな様々な思いをしている、時には大変なこともあるし、時には嬉しいこともある。

子供と本気で向き合って、毎日飯作って、学習塾の送り迎えをして仕事もしてすげーなと心から思う。

そして、生徒と親御さんを見ていると、私の方が勉強させてもらっているなとつくづく思う。

明日も頑張ろう!

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